『マイ・フィクション』第1話を見て、
「ジャンボたかお、怖い……」
「なんか演技が不自然じゃない?」
と思った人、多かったのではないでしょうか。
私もです。
レインボーのジャンボたかおさん演じる多田義孝。
笑っているのに怖い。
普通に喋っているだけなのに、なんだかコントっぽくも見える。
最初は正直、
「これ、わざと不自然に演じているの?」
と思いました。
ところが本人のインタビューを見ると、多田の二面性や「怪演」を意識していたそうです。
なるほど。
あの違和感は、ちゃんと狙っていたんですね。
しかも第1話の真弓とのキスシーンには、ジャンボたかおさんのアドリブも入っていました。
この記事では、『マイ・フィクション』第1話のネタバレあらすじとともに、
- ジャンボたかおさんがなぜ怖く見えるのか
- 不自然な演技はわざとなのか
- 第1話が「怖い」「よくわからない」と感じる理由
- 第1話で気になった伏線や謎
を、実際に見た感想を交えながらまとめます。
※以下、『マイ・フィクション』第1話のネタバレがあります。
マイフィクションのジャンボたかおが怖い!不自然な演技はわざと?
『マイ・フィクション』第1話で、私が一番インパクトを受けたのがジャンボたかおさん。
ジャンボたかおさんが演じる多田義孝は、主人公・伊川正樹が働く老人ホーム「はるなぎ園」の同僚です。
最初は明るくて、いつも笑顔。
施設のムードメーカーのような人物。
ところが正樹が事故から目覚めると、多田が正樹の家で暮らし、真弓の夫になり、職場では「伊川正樹」として扱われています。
怖すぎません?
しかも多田本人は、その状況に違和感がある様子もなく普通に笑っている。
ずっと笑顔なのに、何を考えているのかわからない。
しかも目が大きいので、笑顔の圧がすごい。
最初はちょっとコントっぽくも見えたので、
「普段レインボーのコントを見ているから、そう感じるのかな?」
とも思いました。
ジャンボたかおは「怪演」を意識していた
ジャンボたかおさん本人は、インタビューで多田について二面性のある人物だと説明しています。
さらに別のインタビューでは、自分の演技について「怪演」を意識していることも明かしていました。
つまり、
多田の「何か変」「ちょっと不気味」という見え方は、役の一部のようです。
第1話を見た時に感じた、
「これ、不自然に演じてる?」
という違和感は、間違っていなかったのかも。
放送後にも、ジャンボたかおさんについて「怖い」「不気味」「異様」といった視聴者の反応が報じられていました。
やっぱりみんな怖かったんですね(笑)。
それにしても、芸人さんがドラマに出てきて、
「お、ジャンボたかおだ」
と思わせておいて、こんな重要そうなポジションに置くとは。
予想外でした。
真弓とのキスシーンにはジャンボたかおのアドリブも
さらに印象的だったのが、宮澤エマさん演じる真弓とのシーン。
多田が真弓を抱きしめ、
「さあ、キスをしよう。一旦」
と迫ります。
一旦って何(笑)。
正樹からしたら、
知らない男が、自分の名前を名乗り、自分の家に住み、自分の妻にキスを迫っている。
地獄ですよね。
実はこの場面、台本にも真弓を抱きしめてキスしようとする流れはあったものの、ジャンボたかおさんがかなり芝居を膨らませたそうです。
「さあ、キスをしよう。一旦」という強烈なセリフもアドリブ。
だからあそこ、妙にジャンボたかお感があったんですね。
怖いのに、ちょっと笑ってしまう。
でも正樹の立場を考えると全然笑えない。
この「怖いのにちょっと面白い」という絶妙な感じも、多田の不気味さにつながっていた気がします。
マイフィクション1話ネタバレあらすじ|正樹の人生が別人に奪われる
『マイ・フィクション』第1話は、とにかく前半が平和です。
玉森裕太さん演じる伊川正樹は、妻・真弓と文鳥のピョートルと一緒に森沼ネクスタウンで暮らしています。
仕事は老人ホーム「はるなぎ園」の介護士。
夫婦仲もよく、近所の人たちとも仲がいい。
最初の私は、
「幸せすぎない?」
と思っていました。
サスペンスドラマなので、
「そろそろ何か起きるよね?」
と待っていたんですが、なかなか起きない。
正直、ちょっと長いなとも思いました。
でも後半を見ると、この長い幸せな日常が必要だったんだなと思います。
毎月無料の定期検診がなんとなく怪しい
正樹たちが暮らしている森沼ネクスタウンでは、住民向けの無料定期検診が行われています。
しかも毎月。
血液まで採取しています。
普通なら、
「住民サービスが充実しているんだな」
くらいで終わりそうなのですが、このドラマだとどうしても怪しく見える(笑)。
津村を見た正樹が突然おびえる
そして正樹は、野村周平さん演じる津村大輔と遭遇します。
すると正樹の様子が急変。
津村を見ただけで激しく動揺し、頭痛まで起こします。
でも正樹自身には、津村についてはっきりした記憶がない。
これもかなり変ですよね。
頭では覚えていないのに、身体だけが覚えているようにも見えた。
津村から逃げる途中、正樹は川へ転落。
そのまま意識を失ってしまいます。
1週間後、妻も職場も正樹を知らない
そして1週間後。
病院で目を覚ました正樹は自宅へ戻ります。
ところが真弓の反応は、
「どちら様ですか?」
え?妻だよね?
さらに家の中を見ると、知らない男が普通に暮らしています。
その男が多田義孝。
しかも多田は、真弓の夫として生活している。
正樹が職場へ向かっても同じでした。
誰も正樹を知らない。
そして多田が「伊川正樹」として働いている。
自分は自分なのに、誰にも証明できない。
マイフィクション1話が怖い理由|ジャンボたかおだけじゃない
『マイ・フィクション』第1話、改めて考えるとかなり怖いんですよね。
しかも怖いのは、ジャンボたかおさん演じる多田だけではありません。
1.多田が普通すぎるのが怖い
まずはやっぱり多田。
正樹の人生を奪っているように見えるのに、本人は普通なんですよね。
悪役っぽくない。
真弓と普通に夫婦として暮らしている。
だから余計に怖い。
「本当に自分を伊川正樹だと思っているの?」
「全部分かってやっているの?」
何も分かりません。
2.町のみんなが正樹を知らないのが怖い
もうひとつ怖いのが、正樹の周囲にいる全員。
妻だけが正樹を忘れたのなら、
「真弓の記憶がおかしい?」
とも考えられます。
でも職場の人まで知らない。
多田は当然のように「伊川正樹」になっている。
つまり、一人だけの記憶の問題ではなさそうなんですよね。
正樹本人ではなく、周りの世界のほうが正樹を否定している。
そこが怖いです。
3.平和すぎる森沼ネクスタウンが気持ち悪い
そして森沼ネクスタウン。
事件件数ゼロで、きれいな住宅街。
一見、理想的な町。
第1話を見返すと、この「何も問題がない感じ」そのものが不気味に見えてきます。
平和なのに気持ち悪い。
この違和感も『マイ・フィクション』の怖さだと思います。
マイフィクション1話はよくわからない?伏線と謎を整理
『マイ・フィクション』第1話を見終わった直後の私の感想は、
「よく分からない。でも気になる」
でした。
「え?どういうこと?」
を大量に残したまま、第1話は終わります。
特に気になったのは次の4つです。
津村を見ただけで正樹が怯えたのはなぜ?
正樹は津村を知らないように見えます。
なのに津村を見た途端、身体が拒絶するような反応をする。
ここはかなり重要そうです。
正樹が忘れている過去があるのか。
あるいは、正樹自身の記憶が何かおかしいのか。
第1話の時点では答えは分かりません。
死んだはずの文鳥ピョートルがなぜ生きている?
個人的には、ピョートルもかなり気になりました。
正樹の記憶では死んでいるはずなのに、現在の世界では生きている。
これって、
「正樹だけがみんなから忘れられた」
だけでは説明できないですよね。
正樹が覚えている過去と、現在につながっている過去そのものが違っている可能性もあります。
小さな文鳥ですが、かなり大きなヒントなのかも。
無料定期検診は何のため?
森沼ネクスタウンの無料定期検診。
これもわざわざ第1話で描かれている以上、どうしても気になります。
しかも毎月無料で、血液まで採取している。
住民を管理している?
何かを調べている?
それとも正樹たちの記憶と関係がある?
この時点では分かりませんが、覚えておきたい場面です。
二宮由梨の亡き夫が正樹とそっくりなのはなぜ?
そして最後にもう一発。
森川葵さん演じる二宮由梨。
6歳の息子を育てるシングルマザーですが、亡くなった夫・二宮祐介の写真を見ると、
玉森裕太さん。
「え?」
となりました。
伊川正樹と瓜二つ。
正樹と祐介は同一人物なのか。
それとも、正樹の記憶そのものに何か秘密があるのか。
第1話の時点では、まだまったく分かりません。
マイフィクション1話は面白い?つまらない?私の感想
第1話については、私は前半を少し長く感じました。
なかなか事件が起きないので、
「まだ?」
と思ったんですよね。
でも後半まで見ると、印象がかなり変わりました。
前半で正樹の幸せな暮らしをしっかり見せられたからこそ、
「全部奪われた」
という感覚が強くなる。
そして何より、ジャンボたかおさん。
正直、第1話を見る前はここまで気になる存在になると思っていませんでした。
でも見終わったら一番頭に残っている(笑)。
笑顔。
大きな目。
何を考えているのか分からない雰囲気。
全部ちょっと怖い。
でもジャンボたかおさん本人が「怪演」を意識していると知ると、もう一度多田のシーンを見返したくなります。
第1話だけでは、まだ何も分からない。
でも、
「分からないから次を見たい」
と思わせる第1話でした。
マイフィクション1話ネタバレまとめ|ジャンボたかおの怖さがクセになる
『マイ・フィクション』第1話で一番印象に残ったのは、やっぱりジャンボたかおさん演じる多田義孝でした。
笑顔なのに怖い。
どこか不自然。
でも本人が「怪演」を意識していたと知ると、あの違和感にも納得です。
さらに第1話には、
- 正樹を誰も覚えていない
- 多田が「伊川正樹」になっている
- 死んだはずのピョートルが生きている
- 正樹が津村を見ただけで怯える
- 森沼ネクスタウンの無料定期検診
- 二宮由梨の亡き夫が正樹と瓜二つ
と、分からないことだらけ。
怖い。
よくわからない。
でも続きが気になる。
私はまんまと引き込まれてしまいました。


コメント